研究課題
若手研究(B)
多極子秩序の転移温度は一般に低く、極低温までの測定システム構築が不可欠である。本研究では^3Heを用いた自作のNMR装置を作製し、0.5Kまで測定可能なシステム構築に成功した。これを用いて(Tm^<0.5>Yb^<0.5>)B_6の^<11>B核NMR測定を行った。同物質の転移温度は1.5Kで多極子秩序の可能性が指摘されていたが、測定の結果、磁気双極子による秩序であることを明らかにした。研究期間の後半には、CeRu_2Al_<10>の奇妙な相転移の起源解明を目指し、単結晶作製,巨視的物性測定およびNMR測定を行った。
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