研究課題
若手研究(B)
第2種超伝導体の磁束フロー状態において、磁束格子の格子方位を捉える簡便な実験手法の開発に成功した。これは、磁束を駆動する電流に微弱な高周波電流を重畳し、磁束運動の周期性から格子方位を共鳴的に捉える技術である。従来の大型加速器実験では測定できない薄膜試料で実験が可能となる。アモルファス超伝導膜における共鳴実験から、運動方向に格子方位が揃う平行な方位運動と、これまでの概念を覆す垂直な方位運動を発見した。
すべて 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (5件)
Physica C 470巻
ページ: 43-47
Journal of Physics: Condensed Matter 150巻
ページ: 052116-1-052116-4
Physica C 468巻
ページ: 581-584