研究課題
若手研究(B)
有限バイアスを印加したナノスケール・キャパシタの特性を計算・予測するため、(1)量子力学の第一原理に立脚した、高精度かつ低コストのシミュレーション手法を確立する。(2)この手法を用いて半導体・有機分子結晶から遷移金属酸化物にいたるまで、様々な物質を材料としたナノキャパシタの、様々な形状・様々な幾何配置における特性を明らかにする。得られた特性と系の原子・電子構造を関連付けて理解してゆくことにより、広くナノデバイスの設計指針となる普遍的な物理・知見を抽出する。(3)最終的には、意図する特性を備えたナノキャパシタをデザインし、その新奇な特性の発現をシミュレーションによって実証することを、目標としている。
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