研究課題
若手研究(B)
本課題では量子アニーリングの(1)基礎と(2)応用という二つの側面について研究を行う。(1)基礎に関しては、熱力学極限における量子アニーリングの有効性を1次元ランダムイジング模型やランダム磁場イジング模型に対して調べる。研究手法としてはフェルミオン化の方法や密度行列繰り込み群などを用いる。(2)応用に関しては量子アニーリングの考えを取り入れた量子モンテカルロシミュレーションにより、横磁場イジングスピングラスの静的・動的性質を調べる。調べる対象として横磁場中の無限レンジ模型や有限次元のスピングラスを取り上げる。
すべて 2011 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (11件)
Phys.Rev.B 82 174305
ページ: 9
Phys.Rev.B 81 144302
ページ: 17
Annealing and Computation (Lecture Notes in Physics), edited by A.Das, A.Chandra and B.K.Chakrabarti, (Springer, Heidelberg) Vol.802
ページ: 114-143
Phys.Rev.E 79 065701(R)
ページ: 4
J.Stat.Mech. P03032
ページ: 10
J.Phys.:Conf.Ser. 143 012002
