研究課題
若手研究(B)
真空スクイーズド光は光の持つ量子的なゆらぎを不確定性原理を破らない範囲で小さくした非古典的な光である。この性質から量子情報の担い手のひとつとなっている。実験代表者はこの光を原子気体に保存・再生を行ってきたが、今回、その効率を向上させることに成功した。また、強度が時間変化する、うなり(ビートを打つ)の光のゆらぎを小さくした真空スクイーズド光も保存・再生した。これにより、観測するゆらぎが高周波となり、環境ノイズに邪魔されない検出が可能になった。
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Physical Review A 81
ページ: 021605