研究課題
若手研究(B)
熱帯海洋上に発達する対流雲は、熱帯地方の気象のみならず、大規模大気循環を通じて日本の気候形成にも大きな影響を及ぼす。対流雲発達過程を支配するメカニズムの理解を深めるため、熱帯大気の代表的な擾乱として知られるマデンジュリアン振動(MJO)、ケルビン波、および赤道ロスビー波に着目し、これらの相互関係に着目した衛星データ解析を行った。また、風や海流を通じた海洋と対流活動間の相互作用についての観測的知見を得るため、熱帯東太平洋の収束帯(ITCZ)の維持機構に着目した研究を行った。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)
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http://precip.hyarc.nagoya-u.ac.jp