研究課題
若手研究(B)
衛星観測データ等を用いて、アリューシャン列島南岸で形成された高気圧性渦(アラスカンストリーム渦)の形成・伝播および北太平洋亜寒帯外洋域の生物生産場に与える影響を調べた。その結果、形成・伝播には、形成域の風応力場、海底地形が効いていること、また栄養塩に富む海水をアリューシャン列島海域から外洋域への輸送すること等により、アラスカンストリーム渦が亜寒帯外洋域のクロロフィルa濃度分布に大きく寄与することが示唆された。
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Journal of Physical Oceanography 39巻
ページ: 934-951
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