• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

磁気圏・電離圏対流がオーロラ爆発に及ぼす影響の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20740282
研究機関電気通信大学

研究代表者

細川 敬祐  電気通信大学, 電気通信学部, 助教 (80361830)

キーワード超高層大気環境 / 地球観測 / 超高層物理学 / 地球科学 / 気候変動
研究概要

2008年1-3月期に極冠域光学観測によって得られたデータの中から、長時間に渡って磁気圏対流がモニターできている事例を抽出しイベントリストを作成した。次いで、解析するイベントリストの整備を行い、オンセットの前後で磁気圏対流がどのように変動するのかを調べた。その結果、リストアップした数例のイベントにおいて、オンセットの後に電離圏対流が増大していることが判明している。今後、リストアップされたイベントを順次解析してゆき、オンセットの前20分間において磁気圏対流に減少が見られるものとそうでないものに分類する。またそれらの割合を算出していく。並行して、リストアップしたイベント期間中のTHEMIS衛星の観測をチェックする。イベントリストの中でTHEMISがサブストームの観測に適切な配位になっているものを抽出し、尾部における様々な物理プロセス(リコネクション、磁場の双極子化等)が起こる時刻とサブストームオンセットの時刻、そして磁気圏対流の時間変化を比較する。これによって、サブストームにつながる尾部の局所的なプラズマダイナミクスと尾部全体の巨視的対流の間の時間的関連性を明らかにする。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] The relationship between polar cap patches and field-aligned irregularities as observed with an all-sky airglow imager at Resolute Bay and the PolarDARN radar at Rankin Inlet2009

    • 著者名/発表者名
      Hosokawa, K., et.al.
    • 雑誌名

      Journal of Geophysical Reseach 114

      ページ: doi : 10.1029/2008JA013707

    • 査読あり
  • [学会発表] Optical observation of polar cap tongue of ionization2008

    • 著者名/発表者名
      Hosokawa, K., et.al.
    • 学会等名
      AGU Fall Meeting
    • 発表場所
      サンフランシスコ
    • 年月日
      2008-12-17

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi