研究課題
若手研究(B)
火星大気の温度,循環構造を決定する上で大きな影響を及ぼすダストの供給において重要な役割を果たすと考えられる中小規模擾乱の実態とそのダスト巻き上げへの影響を調べるため,水平格子点間隔約90-11kmという非常に高い解像度での火星大気大循環シミュレーションを実施した. シミュレーションの結果, 様々な小規模擾乱の発生, 衰退が初めて示された.また,小規模擾乱はダスト巻き上げに重要な寄与をしており,火星気候を考える上でそれら小規模擾乱の実態の解明が不可欠であることが示唆された.
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第11回惑星圏研究会収録 Vol.1
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