研究課題
若手研究(B)
近年、溶液-電極界面のイオン分布を微視的に明らかにする測定手法が望まれている。電気化学走査プローブ顕微鏡は、電極表面構造解析の要となってきたが、複雑な電気二重層によって得られたデータの解釈は困難である。昨年度は、電位制御可能な原子間力顕微鏡を開発し、イオン対の構造評価が可能なことを示した。今年度は、本システムを様々な電解質溶液中で適用し、帯電した自己組織化膜のイオン対構造を系統的に明らかにした。
すべて 2009
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e-J. Surf. Sci. Nanotechnol. 7巻
ページ: 731-736