研究課題
若手研究(B)
多段階の酸化還元能を有する配位子である1,2-ベンゼンジアミド(bda)誘導体を持つPt(II)錯体を電気化学的な二電子酸化によりd^6錯体へと変換し、錯体の構造変化を促すことにより高活性反応場の構築を目指した。シクロメタル化配位子を支持配位子として用いることにより、bda配位子の酸化電位が大きく低下した。更なる酸化によりPt(II)からPt(IV)へと構造変化したと考えられる挙動が電気化学的に観測され、高活性反応場が生成できたものと考えられる結果が得られた。
すべて 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)
Inorg. Chim. Acta 361
ページ: 2131-2138
http://www.res.titech.ac.jp/~muki/sub1-1.html