研究課題
若手研究(B)
ベンゼン環上に様々な置換基を有する芳香族化合物、即ち置換芳香族化合物は、先端材料物質や工業薬品、医薬品等における重要物質として幅広く用いられており、これらの真に有用な合成法の開発が強く望まれている。本研究では、非環状化合物を環化・芳香族化させることで、位置異性体の全く混在しない強力な置換芳香族化合物合成法を開発することに成功した。本手法の最大の利点、特徴は、原料基質の置換基の位置を完全にコントロールした上で、最終的に環構築、芳香族化を行っていることから、分離困難、あるいは分離不可能な位置異性体の副生を完全に抑制することができた点にある。
すべて 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (1件) 備考 (1件) 産業財産権 (2件)
J. Synth. Org. Chem., Jpn. 67
ページ: 876-888
J. Org. Chem. 74
ページ: 3632-3640
Org. Lett. 11
ページ: 515-518
Chem. Eur. J. 14
ページ: 9706-9713
Org. Lett. 10
ページ: 2777-2780
ページ: 8246-8261
Bull. Chem. Soc. Jpn. 81
ページ: 1512-1517
http://ceres.s.chiba-u.ac.jp/