研究課題
若手研究(B)
代表的なπ共役高分子であるポリチオフェンやポリフルオレンの側鎖にポリエーテルをグラフト化した高分子を合成した。得られた高分子は水や多くの有機溶媒の他にイオン液体にも可溶であった。この高分子溶液の光学的性質は溶媒のドナー性に依存することを見出した。温度応答性を示すポリエーテルを側鎖に導入したπ共役高分子は、相転移温度前後でその蛍光挙動が大きく変化することが可能となった。本研究で得られた知見は機能性高分子材料の設計の指針となるものと考えられる。
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