研究課題
若手研究(B)
簡便な浸漬・乾燥プロセスにより、フタロシアニン超薄膜の作製に成功した。金基板表面への固定化量は水晶発振子マイクロバランス(QCM)法を用いて行った。その結果、浸漬・乾燥サイクル1回につき、精密にPc1層が精密に固定化されることを見出した。また、本手法を応用し、環構造の異なるフタロシアニンを用いても、ヘテロ接合フタロシアニン薄膜が作製できることも明らかになった。さらに、p-n接合フタロシアニン薄膜を作製するため、n型フタロシアニン誘導体を新規に設計し、合成することに成功した。
すべて 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)
Thin Solid Films 518巻
ページ: 625-628
http://mswebs.aist-nara-ac.jp/LABs/env-photo/index-html