研究課題
若手研究(B)
高分子電解質を交互吸着法(LbL法)によって吸着させたITO基板に対して酸化亜鉛の電解析出を行うことで、酸化亜鉛結晶の配向が制御できることを見出した。酸化亜鉛結晶は強いc-軸配向性を示したことから、LbL膜表面のスルホン酸基と酸化亜鉛(001)面の亜鉛原子が相互作用することで配向が揃ったことが考えられる。配向の制御された酸化亜鉛薄膜は、通常の方法で作製したものと比較して、透明性と発光効率が向上することが明らかとなった。
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