研究課題
若手研究(B)
重合反応の高度な制御が可能なリビング重合を用い、様々なジビニル化合物からなる多孔性架橋高分子を合成した。重合誘起相分離に基づく多孔構造形成により、マイクロメートル領域に整ったマクロ孔を有する架橋高分子が得られた。また、特にジビニルベンゼンから得られた多孔体を不活性雰囲気下で焼成し、その後二酸化炭素で賦活処理することにより、大比表面積をもつ活性炭を得た。マクロ孔を有する活性炭は、電気化学デバイスとしての応用が期待される。
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