研究課題
若手研究(B)
圧力・流速・温度の同時計測を温度勾配のある気柱管内で行い,熱音響エネルギー変換の様子を実験的に調べた.圧力と流速の位相差は熱力学的サイクルを構成する熱力学的過程のタイミングを支配する因子であることを観測した.また,流体が行うエネルギー変換により得られる出力仕事に応じて,軸方向の仕事流(音響パワー)が増加することが分かった.これは熱音響現象をエネルギー変換現象と見る立場を支持する結果である.
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