研究概要 |
スクラムジェットエンジン内における燃料の混合促進を目的として新しい燃料混合法を提案した.この手法はダクト内に設けたキャビティによって発生する自励振動を利用した手法であるが,従来のキャビティ形状を改良して燃料混合に有利な三次元流れを作り出すものである.燃料の噴射を模擬するために,超音速流れにアセトンをシードした窒素を噴出した.噴出気体の混合状態はアセトンをレーザーによって励起して放出される蛍光を撮像することにより可視化した.実験結果から本研究で提案した手法は従来の手法より噴出気体の混合を促進することが分かった.
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