研究課題
若手研究(B)
本研究はより頑健な署名認証システムを実現するため,筆記時に筆者がペンを把持する力,およびその位置を利用した署名認証についての研究開発を行った.把持データの採取にはペン周囲に取り付けられた31個の圧力センサにより,筆跡・筆圧・ペンの傾きの測定と同時に行う方式を開発し,日によって生じる把持位置のずれを補正する方式についても開発を行った.把持データを用いた結果,筆圧や角度をそのまま認証に用いた時に比べ照合精度が10%前後向上した.
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