研究概要 |
現有設備は, 実験関係は(1) 2方向構造物緊張装置, (2) 1500kN構造物載荷装置, 解析関係は(3) 汎用FEMソフト(Marc)である. (1) は鋼棒, 鋼板用であるため, U型アンカーを定着できるように改造する. それにより, CFRPロッドの引張試験, 定着試験および実物大相当のPCはりの製作が可能となり, (2) を用いてPCはりの破壊試験を実施できる. また, (3) および入るFEMソフト(Lusas)を用いて, それぞれU型アンカーの定着メカニズムおよびPCはりの力学挙動の把握を行う. なお, CFPRロッドは, 本大学の知能システム工学科と共同で開発した「CFRPロッド作成(自動配筋)ロボット」により製作した. (1) 現有装置の改造(4月〜6月) U型アンカーを定着できるように改造した. (2) 緊張装置の性能試験(6月〜7月) 3-5m程度のCFRPロッドの引張試験, 定着試験を行い, プレストレス導入について検証した. (3) エコセメントの材料特性の把握(4月〜5月) (4) エコセメントと人工軽量骨材の適合性(5月〜6月) (5) ビニロン短繊維により補強されたエコセメントを用いた軽量コンクリート部材のせん断耐力評価(7月〜12月)
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