研究課題
若手研究(B)
鉛または六価クロム基準値より多く溶出する汚染土を不溶化処理し、処理後試料の土質試験および力学試験を実施した。本研究では、火山噴出物を母体とした重金属吸着剤を汚染土に混合することで、鉛または六価クロムの溶出量を基準値未満にすることが可能になることが確認された。さらに、このような処理を行うことに起因する試料の物理的・力学的性質の変化が生じることを確認している。この結果は、有害重金属の不溶化後試料の建設材料としての再利用を図る際に参考となる力学的劣化の度合いを明示している。
すべて 2009 2008
すべて 学会発表 (3件)