研究概要 |
国内外の既存文献・研究のレビューおよび移動制約者へのインタビュー調査を通して、移動制約者の移動、活動、サイバー空間利用時の制約条件および実空間・サイバー空間のモビリティを向上させる施策の検討を行った。続いて、東京都心部、東京周辺部、北関東の3地域に居住し、小学校入学前の乳幼児・児童を持つ子育て中の母親1,000名に対して実施したアンケート調査データを分析し、居住地による交通システムおよび活動機会のバリアフリー環境の違い、および個人・世帯特性の違いによる、外出目的別の交通手段と外出頻度、バリアに対する意識の違いを明らかにした。また、東京都心部および周辺部における複数の自治体を対象に、障害者の日常生活における外出行動の実態とインターネット利用との関係を把握するためのアンケート調査を実施すべく、調査票の作成を行った。
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