研究課題
若手研究(B)
3週齢の幼若ラットに経口摂取で鉛を投与し、採取した血液と脳に含まれる鉛を定量し、血中鉛濃度と脳内鉛濃度がほぼ同程度であることを確認した。0-1.0 microMの範囲で酢酸鉛をモデル神経細胞PC12に曝露し、タンパク質の発現変動を調べたところ、脳において発現量の多いheme oxygenase 2(HO-2)について、0.5 microM以上で発現量が減少することを確認した。HO-2は鉛の神経毒性の分子ターゲットであり、またこれを指標としてリスク評価できる可能性が示唆された。
すべて 2010
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件)
International Journal of Arts and Sciences
ページ: 1-12
日本リスク研究学会研究発表会講演論文集, 日本リスク研究学会研究発表会講演論文集 vol.22
ページ: 61-66
環境衛生工学研究, 環境衛生工学研究, 環境衛生工学研究 vol.24 (3)
ページ: 78-81