研究課題
若手研究(B)
本研究では、レチノイン酸(RA)受容体(RAR)にアゴニスト作用を示し、多様な脊椎動物に生体影響をもたらす可能性のある環境レチノイドによる水環境汚染とそれに伴う生態リスクの可能性を明らかにするため、汚染実態調査と原因物質の特定を試みた。その結果、(1)環境レチノイド汚染は水環境中に普遍的に存在していること、(2)下水中の環境レチノイドは天然のRA類とその代謝物であること、(3)現在の汚染レベルでは野生動物に悪影響が生じる可能性は高くないことが明らかになった。
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Journal of Health Science (印刷中)