研究課題
若手研究(B)
塩害で損傷した実規模相当RC柱の耐久性能と耐震性能を検証するため, 2004年から2010年にかけて沖縄の海岸で自然暴露試験を行った。暴露期間は3年, 5年, 6年であり,塩分浸透量調査と一定軸力下における水平加力実験を行った。6年間暴露したRC柱試験体は塩分浸透量が多くなり,耐震性能にも低下がみられた。塩害損傷をうけたRC柱の曲げ強度とせん断強度を計算するため,鉄筋の質量減少率から求めた平均断面積を用いた結果,計算結果は実験結果を概ね予測することができた。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (2件)
日本建築学会構造系論文集
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コンクリート工学年次論文集
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the 9th US National and 10th Canadian Conference on Earthquake Engineering
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