研究課題
若手研究(B)
集合住宅での発生音で特に指摘が多いのは上階の歩行、小走りの音である。しかし個人差や再現性の低さもあり、床構造自体の性能不足なのか、上階の衝撃力が過大なのか、下階の受聴者の過剰反応かの判断が難しい。そこで発生音が大きい成人の標準的な小走り音を模擬した自動発生装置を製作し、上下階に介在する諸問題に役立てようと考えた。本研究では実衝撃力の収集、衝撃装置の仕様の検討、両者の対応に向けた衝撃装置の部位の調整を行い、床の仕様や周波数範囲は限られるが両者の対応をとることができた。
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