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2008 年度 実績報告書

条件不利市街地における住環境の持続と地域再生ビジョンに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20760402
研究機関東京工業大学

研究代表者

真野 洋介  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (70329134)

キーワード都市計画・建築計画 / まちづくり / 市街地整備
研究概要

本研究は、「条件不利市街地における住環境の持続と地域再生ビジョン」というテーマに関して、「周辺地域を含んだ広域メカニズムの中での包括的な再生手法」と、「インターフェイスとフィールドの両面でまちづくりの多様な担い手を結集するプラットフォームを形成するプロセスデザインの方法論」の二つの課題に対して、市街地における物理的環境、社会的環境の関係分析と、対象市街地を含む広域における分野毎の地域施策と地域主体の取り組みの相互作用の分析等を通じて、地域再生の多様な担い手に対応したシステムの構築と、これに関連するデータベースの応用可能性を高めるための技術開発、プロジェクト支援手法の考察等を行い、地域再生フィールドとビジョンの確立に資する知見を得ることを目的とする。
今年度は、具体的には以下の3点を中心課題として研究を実施した。
1)広島県尾道市、長野県飯山市の2つの研究対象地域における「条件不利」の具体的要素を整理し、対象となる「市街地」と「広域」の範囲の確定作業を行った。
2)ヒアリング調査、各種データ・資料調査、現地での目視調査を通じて、対象市街地における物理的環境と社会的環境に関する実態把握を行った。
3)上記実態調査の結果を踏まえ、対象市街地を含む広域における都市政策、分野毎の地域施策と地域主体の取り組みの関係性と相互作用の1次分析を行った。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 担い手とプラットフォームの再解釈を手がかりにしたまちづくりのフィールド再構築2008

    • 著者名/発表者名
      真野洋介
    • 雑誌名

      都市計画 57

      ページ: 65-68

  • [雑誌論文] 東京近郊における伝統的地縁組織から町会への変遷過程に関する研究2008

    • 著者名/発表者名
      村松健児、真野洋介
    • 雑誌名

      都市計画論文集 43

      ページ: 181-186

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 密集市街地における屋外空間の社会的分化過程から見た空間秩序の形成2008

    • 著者名/発表者名
      飯島縁、真野洋介
    • 雑誌名

      日本建築学会住宅系研究報告会論文集 3

      ページ: 187-194

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 市民事業を通じた地域「創造圏」確立の可能性2008

    • 著者名/発表者名
      真野洋介
    • 雑誌名

      季刊まちづくり 21

      ページ: 84-89

  • [学会発表] 住宅密集市街地における住環境リスクの低減手法に関する研究その5分析結果の表記手法とリスク集積の考察2008

    • 著者名/発表者名
      真野洋介、志摩陽一郎、中西和美、青木仁
    • 学会等名
      日本建築学会大会学術講演
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2008-09-20

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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