研究課題
若手研究(B)
本研究の結果、横須賀製鉄所では「木造と煉瓦の折衷構造」の建築構造形式を意識的に採択していたことなどが確認された。この構造形式は、良質な石材が少ないという日本の資源の状況に見合ったもので、耐震性は日本でも馴染のある木造が担い、煉瓦壁で耐火性を持たせた点が利点であると認識されていた。また、多くの近代的な建築材料を先駆的に使用すると共に、科学的な材料研究を進めていた様子も明らかとなった。
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横須賀市博物館研究報告(人文科学)
巻: 第55号 ページ: 27-65
巻: 第54号 ページ: 13-51
日蘭通商400周年記念「日本とオランダ・ドイツの歴史的乾ドックとその周辺」講演論文集
ページ: 19-25