研究課題
若手研究(B)
古代南都寺院が中世寺院へと変化する前段階の伽藍配置や建物の機能などを解明することを目的に、現存遺構や文書類とあわせて、発掘調査によって確認された遺構の情報を収集し、1180件の情報をまとめたデータベースを作成した。同時に、遺構平面図のデジタル化も行っている。この作業において収集した資料と、古代の各寺院に関する文献資料とを比較し、西大寺について古代の伽藍配置と建物の機能について検討をおこなった。