研究課題
若手研究(B)
金属ガラス実用化における最大の障害である脆性を克服するため、ワイヤー化形態制御法に脆性を克服した新規金属ガラスワイヤーの作製を試みた。その結果、Ni-Nb-M(Zr, Ti, Ta)合金系において、2GPaを超える引張破断応力と180°曲げ可能な優れた曲げ延性をあわせ持つ金属ガラスワイヤーの作製に達成した。このNi基金属ガラスワイヤーは、その優れた機械的性質だけでなく、高いガラス転移温度と耐酸化耐腐食性をも有することから、構造材料用金属ワイヤーとして実用化が期待される。
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