研究課題
若手研究(B)
難分解性有機化合物の分解手法として超音波を用いた研究が行われている。本研究では、フェノール分解プロセスに超音波間接照射法を適用し、操作条件が分解速度におよぼす影響を調べた。照射距離がフェノール分解速度におよぼす影響は、KI法より見積もられた化学的効果や、カロリメトリー法により求められた超音波の投入電力に照射距離がおよぼす影響と一致する。また、酸化チタン粒子を添加すると分解速度が向上した。これは粒子表面で超音波照射によりラジカルが形成したためと考えられる。
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化学工学シンポジウムシリーズ 81
ページ: 13-19