研究課題
若手研究(B)
セルロースの高効率糖化を固体触媒反応で達成することを目指した。活性炭ベースの固体酸触媒の調製法の確立、セルロースと同様にグルコースのポリマーである溶性デンプンの加水分解に対する固体酸触媒作用の解明、および、不溶性セルロースの加水分解挙動の解明を実施した。グリコシド結合の加水分解に有効でかつスルホ基溶出のないスルホン化活性炭触媒の調製に成功し、それを触媒に用いた150℃の触媒水熱反応により、セルロースからグルコースを選択的に高効率で得ることに成功した。
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Topics in Catalysis 52
ページ: 801-807