研究課題
若手研究(B)
本研究は、大気圏再突入のような自己発光を伴う高エンタルピ流れにおいて高精度な空力加熱率予測をするために、感温塗料を用いた計測手法の確立を目的としている。これまでにレーザー加熱による計測原理の実証実験を行い、熱流束分布推定に対する物体の材質、厚みの影響、空間分解能の限界などを評価した。併せて感温塗料の膜厚、種類による感度の違いや応答性や劣化特性などの評価も実施した。またこの技術を極超音速風洞の実際の流れ場へ適用し、その精度評価を実施した。その結果、本技術を用いた空力加熱計測の実用可能性を示した。
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Journal of Thermophysics and Heat Transfer Vol.22,No.3
ページ: 373-381
http://www.aero.mech.tohoku.ac.jp/