研究課題
若手研究(B)
緑色藻類トレボキシア藻の分裂様式に着目し、単細胞緑藻から糸状体への細胞連結がどのように生じたかの解明を目指した。蛍光顕微鏡と電子顕微鏡観察からStichococcus bacillarisでは内生胞子形成型と同様に母細胞壁の開裂が起こるが、娘細胞に密着したまま残存するために二分裂することが示された。さらに、対数増殖期に糸状体が形成されることから、娘細胞同士の解離が次のセルサイクルの進行よりも遅れることが糸状体形成の要因であることが示された。
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Cytologia 印刷中
専修自然科学紀要 第40号
ページ: 29-38
ページ: 23-28