研究課題
若手研究(B)
オロチジンーリン酸脱炭酸酵素(ODCase)の、6-cyano-UMPをBMPに変換する副反応について、反応進行にともなう基質の構造変化をとらえた。反応中間体構造では、6-cyano-UMPのcyano基はODCaseとの複合体中でピリミジン環平面から大きく屈曲しており、その後ヒドロキシ基に置換されることが明らかになった。他の解析結果も併せて考えると、ODCaseはその反応を触媒する過程で、基質を強く歪めて反応を進行させることがわかった。
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J. Mol. Biol 387
ページ: 1199-1210