研究課題
若手研究(B)
高等生物においてヒストンは様々な修飾を受け、その組み合わせは精巧な転写制御を生み出し多様な高次生命現象に関与している。本研究ではヒストン修飾因子のうち転写活性化能を持つメチル化因子MLLと抑制能を持つHPC2の相互作用に注目し、因子間の調節メカニズムの解明を目指した。二つの因子の構造学的な解析から、お互いが相反する機能を持つドメインを介して直接相互作用することが判明し、これにより機能のバランスを取って転写を行っている事が示唆された。
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http://bsw3.naist.jp/kojima/member/Izuru_OOKI.html