研究課題
若手研究(B)
V-ATPaseは水素イオンを生体膜透過させることにより、細胞内および細胞外の特定の環境を酸性化するのに必須な酵素であり、細胞内オルガネラのpH制御や破骨細胞の骨吸収にも重要である。現在、構成の異なる複数のV-ATPaseが報告されているが、本研究では、破骨細胞にはこれまで報告の無かった組合せのV-ATPaseが発現している可能性が高いことを明らかにした。このことは、破骨細胞特異的なV-ATPaseをターゲットとすることで、より特異性の高い薬の開発など、骨粗鬆症の治療に役立つと思われる。
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