研究課題
若手研究(B)
生物の個体を形成する細胞の増殖において、遺伝情報を担う染色体DNAの複製は必要不可欠な反応である。代表者は、この染色体複製が開始されるメカニズムついて大腸菌を研究材料に解析を行った。大腸菌では、染色体DNA上の複製開始点にDnaA-DiaAタンパク質複合体が結合した後、DnaBタンパク質が装着することで染色体複製を起こす事ができる。本研究では、DnaA-DiaA複合体の結合様式の解析を行った。さらに、DiaAタンパク質をDnaAから解離させるタンパク質の探索を行った。
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Nat. Rev. Microbiol. 8
ページ: 163-170
J. Biol. Chem. 284
ページ: 25038-25050