研究課題
若手研究(B)
破骨細胞は、古い骨組織を吸収・破壊することで骨の代謝維持を担っており、細胞膜に存在するRANKと呼ばれる受容体タンパク質が刺激を受けると分化誘導される。本研究では、RANKにはタンパク質間の会合を安定化させる機能をもつアミノ酸配列が存在すること、人工的に調製したそのアミノ酸配列は、破骨細胞の形成を顕著に抑制することを発見した。これらの発見は、骨粗鬆症など破骨細胞の形成異常が関与する骨疾患への新たな治療法開発に貢献すると考えられる。
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Genes. Cells 14(11)
ページ: 1331-1345
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/BunshiHatsugan/index.html