研究課題
若手研究(B)
ハエやヒトに至るまで種間を超えて個体発生に重要な役割を果たすWntシグナル伝達経路の新規制御因子DBPを単離し、その機能解析を行った。その結果、この因子がWntシグナル伝達経路の細胞内因子Dvlに結合し、Wnt/β-catenin経路を負に制御することを明らかにした。また、ヒトにおいて19種類存在する細胞外分泌因子Wntのうち、Wnt5aが受容体に競合的に結合することでWnt/β-catenin経路を抑制する新たな分子機構を明らかにした。
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Oncogene (In press)
EMBO J 29
ページ: 41-54
Trends Cell Biol 19
ページ: 119-29