研究課題
若手研究(B)
日本列島の縄文時代から近世までの古人骨を対象に、骨組織形態学的および古病理学的な調査を行った。(1)骨組織形態学的方法を用いて青森県から出土した平安時代の微小焼骨片が人骨であることを同定し、古代において本州北端に火葬の風習が及んでいたことを明らかにした。(2)縄文時代から弥生時代にかけてエナメル質減形成の出現率は減少しており、農耕を営んでいた弥生時代人の健康状態が縄文時代人よりも比較的良好であったことが示唆された。
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Anthropological Science (Japanese Series) 118
ページ: 23-36
考古学ジャーナル 606
ページ: 33-37
Anthropological Science 116
ページ: 115-121