研究課題
若手研究(B)
本研究によりサトイモ、並びに、コンニャクの一次根においてシュウ酸カルシウム結晶を含む結晶細胞で構成される「結晶細胞管状配列」の存在が見出された。Al処理したサトイモ一次根では、結晶細胞はAlを集積すると共に、カスパリー線がAlの進入の抵抗になっていることが認められた。同時に、サトイモ根内に入り込んだAlは、Al:シュウ酸=1:3のAl-シュウ酸複合体の形態でキレートされていることが示され、Al毒性の軽減化が行われていることが示唆された。
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Journal of Experimental Botany 62
ページ: 2179-2188
Plant Production Science 11
ページ: 238-242