研究課題
若手研究(B)
カンキツかいよう病菌(Xanthomonas axonopodis pv.citri;Xac)の病原性因子Apl1は、本細菌が引き起こす典型的な病斑「かいよう」の形成に必須な因子であることが知られている。Xacの野生株およびApl1欠損株を用いた比較解析の結果、カンキツのペクチンメチルエステラーゼの酵素活性はApl1との特異的な結合により低下すること、またXacの感染に伴うカンキツのテロメラーゼ活性の上昇はApl1存在下で誘導され、Xacの増殖と病徴発現に重要な役割を果たすことを明らかにした。
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