研究課題
若手研究(B)
本研究で我々は、乳酸菌の酸素応答に関与する制御因子の探索を行い、Streptococcus mutansにおける抗酸化因子の酸素による誘導に関与する制御因子として、RNAポリメラーゼ結合蛋白質であるSpxを同定した。S. mutansは2つのSpx(SpxA, SpxB)を持つが、両spx遺伝子を欠損した株は、抗酸化因子の発現量が顕著に低下し、好気条件下での生育能を欠失した。また、大腸菌での組換え蛋白質としてSpxA、SpxB蛋白質を取得し、両蛋白質の酸化型・還元型を区別する評価系を構築した。
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日本乳酸菌学会誌 21巻
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ページ: 10-15
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ページ: 770-4
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ページ: 191