研究課題
若手研究(B)
日本の湿潤な気候条件下では土壌中の雲母は熱力学的に不安定であり、陽イオン交換の主体として働くバーミキュライトへと変質していた。その量は母材が頁岩等の堆積岩>酸性岩>塩基性岩の順で多かった。活性アルミニウム・鉄に関して、その量は火山灰土壌で極めて多いほか、高標高の土壌で多い傾向があった。これら活性アルミニウム・鉄は有機物蓄積に寄与し、負荷された酸を中和し、リン酸吸着の容量と強度を大きくしていた。
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European Journal of Soil Science Vol.60
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Soil Science and Plant Nutrition Vol.54
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