研究課題
若手研究(B)
魚類の筋発生では、脊索近傍のadaxial cellから生まれた遅筋細胞が体の表層に移動することが重要なステップとなるが、その分子機構の詳細は不明である。本研究では遅筋の中でも移動する細胞と移動しない細胞があることに着目し、蛍光タンパク質でそれぞれを可視化したトランスジェニック魚を作出し、遅筋細胞の発生過程を生きた個体で詳細に解析できる系を確立した。また、それを活用し、両者で特異的に働く遺伝子の発現制御機構は大きく異なることを明らかにした。
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Developmental Dynamics 239
ページ: 1807-1817
http://www.suikou.fs.a.u-tokyo.ac.jp/index.html