研究課題
若手研究(B)
インドネシアでは近代的漁業が急速に発展し、伝統的漁業との衝突が顕在化している。インドネシアから日本に輸出されるマグロ類の輸出データおよび国内市場データを用いて、価格形成メカニズムを計量経済学の枠組みで分析した。マグロ類の長期供給関数の形状は後方屈曲となっており、インドネシア周辺のマグロ類資源の減少によって限界費用が上昇し、輸出価格の上昇を引き起こしている可能性が示唆された。漁業資源管理の問題の難しさは、資源減少による価格上昇が漁業開発のインセンティブを一層強化することにある。
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