研究課題
若手研究(B)
本研究では、食品循環資源の飼料利用における流通システムの多様化に注目し、そこで発現する問題について、統計資料及び事例調査からの接近を試みた。食品循環資源の腐敗性の高さ、重量単価の低さなどから、需給調整システムを内包した経済主体において取り組みが行われている。このため、需給接合を図るために広域的な流通が行われているが、物流コストなどから限界を有している。また中小規模の経済主体がリサイクルシステムに参画できないことから、個々の経済主体が独自に流通システムを構築することの弊害が確認された。
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農業問題研究 第64号
ページ: 38-48
農業・食料経済研究 第56巻第1号
ページ: 11-18
経済学研究(北海道大学) 第59巻第4号
ページ: 109-126