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2008 年度 実績報告書

コメ消費水準による消費者の価値意識および購買行動に関する国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 20780162
研究機関九州大学

研究代表者

西 和盛  九州大学, 大学院・農学研究院, 学術共同研究者 (40444781)

キーワード農業経済 / フードシステム / 消費者選好 / コメ需要
研究概要

近年, あらゆる分野においてグローバル化が進んでいるが, アジアにおいて歴史的にも文化的にも重要な位置を占めるコメに関する分野も例外ではない。本研究における目的は, コメ消費主要国の年代別のコメ消費水準を把握し, 各国における消費者のコメの購買行動およびその背後にある価値意識の相違点を明らかにすることにある。
これは, フードシステムのグローバル化に伴う価値意識の変化に加えて発展段階的な価値意識の変化を解明することも含んでおり, 先進国にとっても開発途上国にとっても非常に意義深い研究となることが期待される。
1. 文献整理
年度の前半部分に, 本研究完了時の整合性と論理性を強固にするために, 既往研究の整理を行った。具体的には, 消費論, 販売戦略論, 統計分析, コメの需要/消費分析に関しての文献, 著作物をレビューし, 本研究の位置づけをより明確にすることができた。また, 海外での調査のために調査票を作成した。
2. 現地調査
上記と合わせて, 現地調査を行った。これは, クラスター分析によるコメ消費水準の分類の現実との整合性を高めるため, また, アンケート調査の調査票を作成するための実態調査・面接調査であった。文献等のレビューの結果, 日本における実態の把握が不十分であることが明らかになってきたため, 平成21年度の海外調査に向けた国内調査を中心に, 主に九州地域におけるコメ農家, 野菜農家, 加工業者に対する調査を実施した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 青果物購入時の消費者の価値観と商品属性評価の関係2008

    • 著者名/発表者名
      西和盛・新開章司・堀田和彦
    • 雑誌名

      食農資源経済論集 59

      ページ: 101-112

    • 査読あり
  • [学会発表] A Study of Food Consumption Patterns and Consumers' Rice Purchase Behavior in Asia : For a Farming Strategy Reflecting Consumer Needs2009

    • 著者名/発表者名
      Shoji SHINKAI, Kazuhiko HOTTA, Kazumori NISHI and Boonjit Titapi watanakun
    • 学会等名
      The ISSAAS International Congress 2008
    • 発表場所
      タイ王国・エメラルドホテル
    • 年月日
      2009-02-25
  • [学会発表] 玉露ニーズと消費者属性の関連性-福岡市の消費者アンケート分析-2008

    • 著者名/発表者名
      西和盛・新開章司・堀田和彦
    • 学会等名
      第71回九州農業研究発表会
    • 発表場所
      熊本学園大学
    • 年月日
      2008-08-20

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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