研究課題
若手研究(B)
耕作放棄地における家畜の放牧利用は、粗飼料自給率を向上させるだけでなく里山の獣害対策にも効果的とされ環境保全の点でも必要不可欠であり、また未利用資源の有効利用だけでなく雑草防除効果としても期待できる。そのため、放牧生産システムの効率性を生物学的・経済学的に定量評価することが緊急に対処すべき課題となっている。そこで本研究は、耕作放棄地を代表とした自然草地における環境保全型放牧生産の定量評価を、GPS装着試験等による家畜の実測データから放牧行動圏の推定および放牧中のエネルギー要求量推定を行ない、さらには地理情報システム(GIS)による空間情報や経営情報を統合した生物経済学的システムダイナミクスモデルを構築して検討することを目的とする。
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